コンクリート構造物の打ち継ぎ、配筋などでレイタンス層が除去困難な箇所の打継にご使用になれます。
従来の工法では不可能だった部位にレイタンス処理が可能になるほか、工期短縮も実現します。
※レイタンス処理・レイタンス除去の省力化工法を「ブリード・ボンド工法」といいます。
(国土交通省NETIS登録商品 登録番号 KT-110001-V)
1.鉄筋が輻輳していて従来処理ではレイタンス処理できない部位も、
簡単な作業で処理できます。
2.従来のレイタンス処理と比較して、次の工期に早く入れるため
工期短縮が図れます。
3.コンクリート表層にポリマーコンクリート層が形成されることに
より、乾燥収縮によるヘアークラックの抑止に効果があります。
4.コンクリート表面のレイタンスを表面に固着します。
5.対磨耗性が向上し、防塵効果があります。
6.液状で成分中に重金属などを含みませんので、散布時に飛散せず、
施工者および他の作業者にも影響がありません。
・一般コンクリート類の打継
・配筋などでレイタンス層が除去困難な箇所の打継
・港湾、橋脚などコンクリート構造物の打継
・一般コンクリート類の床表面の防塵処理
・一般コンクリート類の床の表面効果処理
打設したコンクリートにはブリージング水が発生し、一定時間後コンクリート中に引き込まれていきます。このとき、レイタンス(可溶性無機塩類)がブリージング水とともにコンクリート表面に運ばれ、打設コンクリートとの接着を妨げる原因となっています。
ブリード・ボンド工法とは、打設したコンクリート表面に特殊合成樹脂エマルジョン(セボ ハードナ20)を散布し、ブリージング水と共にコンクリート中に引き込ませることによって、コンクリート表層部を強固にする工法です。
また、表層部にポリマーコンクリート層を形成するため、打設コンクリート表面の急激な水分の乾燥を防ぎ、表層ヘアークラック防止の効果も併せ持っています。
(1)雨天の場合は作業を中止して下さい。
(2)凍結の恐れがある場合は作業を中止して下さい。
(3)貯蔵容器は密栓して保管して下さい。
(4)貯蔵温度は5~40℃で保管して下さい。
(5)0℃以下、60℃以上になると凍結あるいは、熱凝固を起こし元の状態には戻りません。
(6)貯蔵期間は通常6カ月程度です。
※ここに記載してある事項は、予告なく変更する場合があります。
また、ご使用条件によっては必ずしも結果を保証するものではございません。
ご使用に際しては、実際の生産現場でのご使用条件などに即した十分なご検討の上、ご利用下さいますようお願い申し上げます。
日本全国の土木建築現場で使用されています。
鉄道の敷設工事に使用されています。