コンクリート構造物の打ち継ぎ、配筋などでレイタンス層が除去困難な箇所の打継にご使用になれます。
従来の工法では不可能だった部位にレイタンス処理が可能になるほか、工期短縮も実現します。
※レイタンス処理・レイタンス除去の省力化工法を「ブリード・ボンド工法」といいます。
(国土交通省NETIS登録商品 登録番号 KT-110001-VE)(掲載期間終了)
厚生労働省令第15条 水道用資機材浸出試験適合(JWWA Z 108及び110準拠)
・一般コンクリート類の打継
・配筋などでレイタンス層が除去困難な箇所の打継
・港湾、橋脚などコンクリート構造物の打継
・一般コンクリート類の床表面の防塵処理
・一般コンクリート類の床の表面効果処理
打設したコンクリートにはブリージング水が発生し、一定時間後コンクリート中に引き込まれていきます。このとき、レイタンス(可溶性無機塩類)がブリージング水とともにコンクリート表面に運ばれ、打設コンクリートとの接着を妨げる原因となっています。
ブリード・ボンド工法とは、打設したコンクリート表面に特殊合成樹脂エマルジョン(CeBo ハードナ20)を散布し、ブリージング水と共にコンクリート中に引き込ませることによって、コンクリート表層部を強固にする工法です。
また、表層部にポリマーコンクリート層を形成するため、打設コンクリート表面の急激な水分の乾燥を防ぎ、表層ヘアークラック防止の効果も併せ持っています。